コラム

さくらんぼ教室だより(代表)

さくらんぼ教室

2025.04.01

「楽しい」は原動力!教室長に訊く🍒だより2025-04月号

🌸ご入学、ご就職、おめでとうございます🌸

みなさまの新しい門出を心からお祝い申し上げます。

 

保育園時代から活発で、ケンカを恐れず、「右足が地面に着く前に左足が出る」ほど飛び歩いていた元気すぎる少年は、いま、🍒蒲田教室教室長に。

「子どもたちの気持ちがよくわかる!」という蒲田教室長に話を聞きました。

●小学生入学式ではお腹の奥がむずむずして足をバタバタ、初日から注意されました。授業中に立ち歩いて友達に話しかけに行ったり。目立つことが大好きで「休み時間に掃除用具入れに隠れ、授業が始まると飛び出す」ことを繰り返していました。みんなが笑ってくれるのが快感だったのですが、そのうち誰も笑わなくなって(^^)、先生の注意されても続けていたら、自宅に電話が。父に厳しく怒られてやめました。当時の私は「おもしろいことをしたい!」が原動力。サッカー、スイミングなど体を動かすことが大好きで、体育や休み時間はクラスの中心でしたが、通知表には「授業中、いつも寝ています」と(笑)

●中学生ソフトテニス部の強豪校で部活に専念。学校は休まないけれど遅刻は多く、好きだった英語と体育に合わせて5,6人の友達と遅れて登校したり、授業中に多目的教室でピンポン玉野球をしているところを見つかって居残り掃除になったり・・・中2まではそんな感じでした。あ、でも武道をしていた父が怖かったので、怒られない程度には勉強して高校に進学しました。

●思春期反抗期は長かったですね。とにかく母親と口を利かない。決して母がキライなわけではなく、親と仲良くしているところを友達に見られるのは「かっこ悪い」「恥ずかしい」という気持ちが強く、高校生くらいまでは家族と一緒に出かけることも拒否していました。今ではとてもよい関係です。とくに母とは一緒にお酒を飲んだり、コンサートに行ったりしているんですよ。

●入社のきっかけ子どもにサッカーを教えていた経験から幼児教育を志し幼稚園教諭に。子どもたちと奮闘する日々の中で、どうしても集団活動に入れない男の子との出会いました。今なら彼自身が困っていたことがわかりますが、ほかの子を叩いてしまう彼は園の「困った子」となり、彼の親御さんにも当時の僕の知識や経験ではその子の気持ちや状態をうまく説明できませんでした。「あの子に何ができたか」・・・子どもの発達や心理を深く学びたいと思い、大学で「さくらんぼ教室」を紹介されたことが、入社のきっかけとなりました。

●教室長として🍒蒲田教室の250人の生徒さんの中には、昆虫図鑑を持参して解説してくれる子、自慢の鉄道写真を見せてくれる子など、夢中になれるものがある子がたくさんいて、素敵だなあと思います。勉強を「やりたくない!」という子どもたちは、勉強がキライなわけではなく「もっと優先したいことがある!」という気持ちなんですよね(私の場合はスポーツで)。子どもたちの原動力は「楽しい」という気持ち。生徒のみなさんに生活の中の「楽しい」を増やしてほしいし、教室を子どもたち同士が本音で話せる楽しい場所にしたいと思います。保護者の方の「我が子に色々なことができるようになってほしい」というお気持ちに応えること、そして勉強以外の部分でも子どもたちの個性を深く理解すること、どちらも大切に頑張ります!

 

フリースクール「まなサポジュニア(5月開校)説明会に多くのご参加がありました。先月は「社会人クラス」(本部)で個別面談を実施、仕事とプライベートで「自分らしく生きる」を実践する先輩方からよい提案もたくさんいただきました。2025年度、10人の新入社員と新しい気持ちでスタートし、学びの場を広げていきます。どうぞよろしくお願い致します!(伊庭葉子)