コラム

2019.08.28

おしゃれに、かっこよく。「恋する豚研究所」/夏期特別講座 2019-08月号

  • 猛暑!の夏休み、いかがお過ごしでしょうか? 先月29日の夏期特別講座は「恋する豚研究所」(千葉県香取市/社会福祉法人福祉楽団)の山根正敬氏をお迎えし、豚肉の製造と販売というお仕事についてお話を伺いました(市川市文化会館)。安全で美味しい豚肉というだけでなくターゲット層を具体的にイメージ(30~40代の独身女性!)して販売する戦略や、「おしゃれで美味しい豚」のブランディング(パッケージやデザイン)へのこだわりは、一般的な「福祉」のイメージを大きく変えたという点でも注目されています。
  • 「恋する豚研究所」(以下「恋豚」)って? 「恋をしている豚」→「ドキドキわくわく」からイメージしたネーミングだというこの「研究所」は、都心から車で1時間半とは思えない豊かな自然が広がる地域に、突如として現れるおしゃれな建物。1階がハムやソーセージなどの精肉工場、2階はしゃぶしゃぶレストランとスチームハンバーグのレストランで、平日でも待ち時間が出るほど盛況だそう。ここは就労継続A型事業所で、療育手帳などをもつ25人が活躍する職場でもあるのです。お客様には「障害をもつ人たちがつくっているから」ではなく、「美味しい豚肉だから」買って欲しい、という点もこだわりの一つ。
  • 「流行る食べ物屋さんの3つの条件は?」生徒のみなさんとやり取りしながら、山根さんは「①美味しい②接客③清潔(きれい)」をあげました。研究所で働く人たちもこの三つを担って活躍しているそうです。「家と仕事のルールは違うので、働く人には仕事のルールを守る力が必要。職員の身だしなみや態度も恋豚のブランド力だから」という話には生徒さんも大いに納得した様子。「恋豚」自慢の「こだわりのしゃぶしゃぶ定食」(1480円)の写真を見て、生徒:「僕もそれ、食べました!」 山根さん:「え、うち(恋豚)で?」 生徒:「はい、うち(自宅)です!」のような楽しいやり取りもあり、あっという間の90分でした。
  • 今回は私たちの生活の中心でもある「食」に関する仕事の話だったことで、生徒さんにもイメージしやすく、保護者の方にも大好評でした。恋豚さんの戦略に学び、私たちも生徒の皆さんの「生きる」「働く」に「かっこいい」や「おしゃれ」をプラスできるような学びを提供していきたいと思います。                                     (伊庭葉子)

↑「恋豚」さん自慢のランチ。しゃぶしゃぶとともに大人気のスチームハンバーグ! 野菜もおいしい!

 

★千葉エリア→千葉・銚子特別支援学校で「中高生の自己理解を深めるSST」について校内外80人の先生方の研修。宮本リーダーの模擬授業は「TDRのキャストみたい」と! 思春期の心に向き合いながら、楽しい授業を積み重ねることの大切さを先生方と共有できました。

★東京エリア→都立特別支援学校受験対策クラス保護者会に水元小合学園、永福学園から情報提供をいただきました。永福学園校長先生から「10代のうちにしっかり力を伸ばすことが必要」とお話いただくなど、先生方の教育への情熱にも触れる説明会でした。

お暑うございます。犬も保冷剤で冷やしながら猛暑を乗り越えました・・・!