コラム

2019.08.27

変わっていくもの、変わらないもの 2019年07月号

  • 毎年ビッグサイトで開催されている「学校・教育総合展」に行ってきました。学校や塾等の教育関係者を対象とした日本最大規模の展示会で、教育関連企業の最新機器や情報サービスの展示の他、「ICT教育」から「(教職員の)働き方改革」まで様々なセミナーも開催され、会場は大変な賑わい。とくに注目されるのは来年度小学校で必修化となる「プログラミング教育」。子どもたちが楽しみながら「IT力」を高めることのできる教材開発に各社しのぎを削っています。さくらんぼ教室にも「BMI管理ができるアプリを自作して健康チェックをしている」という専門学生や、IT企業に就職して活躍している先輩がいらっしゃることからも、「プログラミング」(コンピュータ言語)を日常的に道具として使える時代に活躍する生徒さんも多く出てきそうです。さくらんぼ教室にも先日あの人型ロボット「Pepperくん」(SoftBank)が営業に来てくれましたよ。「問題解決力」や「論理的思考力」を身につけるため、とか難しく考えすぎず、まず体験から初めてみようかと思っています。(お楽しみに!)
  • また先日愛知県弥富市で「アスペ・エルデの会」杉山登志郎先生(福井大学・子どものこころの発達研究センター)と辻井正次先生(中京大学)のお話を聞く機会が。さくらんぼ教室20周年記念講演会にお招きした杉山先生と、25周年にお招きした辻井先生による「発達障害支援の方向性」。杉山先生は、ほめて育てる「ほめ伸ばし」の基本姿勢、健康的な生活(養生訓)と「情報の制限」(ゲームなど)の大切さをお話されました。辻井先生は発達障害支援の最新情報とともに、3月にさくらんぼ教室で指導いただいた「発達障害支援アプリ体験会」での社会人クラスの明るく楽しい様子を例にあげ、「何らかの支援や仲間とつながっていることがとても重要」だということ強調されました。IT時代においても、個々に寄り添う子育てと教育の大切さは普遍的ですね。

この夏は、夏期講習とあわせて特別講座を開講。千葉県香取市の「恋する豚研究所」は最寄り駅から徒歩120分の!自然豊かな地域で、障害をもつ人たちも活躍するオシャレで「おいしい」を追求する職場。さあどんなお話が伺えるか、こちらもお楽しみに!(伊庭 葉子)

杉山登志郎先生おすすめ『ねこは みんな アスペルガー症候群』

キャシー・フープマン著 牧野恵翻訳 /スペクトラム出版