コラム

さくらんぼ教室だより(代表)

2023.02.01

「子どもと親の未来予想図」 🍒教室だより2023-02月号

●先月21日は、保護者勉強会!

「子どもと親の未来予想図~これからのために、今できること~」

会場は満席。

80人のご参加をいただきありがとうございました。

講師は、ファイナンシャルプランナーで「一社・障害のある子のライフプランサポート協会」代表理事の佐藤加根子さん。

知的障害がある息子さんは電車が好きな31歳。

「もし私が病気になったら、私がいなくなったら、息子は将来ひとりで暮らしていけるだろうか」

・・・ある日ふと不安になり行動してみたところ、わかったことは「お金のことは、福祉では相談にのってもらえない」ということ。

さらに「成年後見人制度や信託制度って、法律用語や専門用語がいっぱいで難しい」。

こんな経験が今の活動につながっているといいます。

勉強会では、親子が安心して幸せに暮らすために今できることについて、わかりやすく具体的にお話いただきましたので、いくつかのポイントを紹介します。

 

●いつなにが起きるか先読みする「ライフプランニング」

10年後、20年後の「わが家の未来予想図」を作成しましょう。

親の定年は?年金は?介護は?将来かかりそうなお金はいくら?

長生き時代の「未来」を保護者の平均寿命ではなく「健康寿命」(一人で何でもできる年齢。平均は男性72歳・女性75歳)で考えてみれば、残っている時間は意外と短いもの。

子どものことだけでなく「親のプラン」も見える化し、足りないものを準備していきます。

 

●我が子のために貯めたお金の主導権は、親がもつ!

「わが子の幸せのために」とたくさんのお金を残すだけでなく、そのお金が本当に子どものために使われるための準備が必要です。

法的代理人となる「成年後見人制度」にはデメリットもあり、トラブルになる事例も。

「いくら残すか」より「どう残すか」を考え、親の想いを「遺言書」に残す、「信託契約」を結ぶ(あらかじめ親が渡し方を決めておける)など今からできる準備もあります。

(お子さんの障害の程度やご家族の状況による違いも大きいところ)

 

●主役は、あなた!

「子ども」だけでなく、親自身が夢や目標をもってプランニングし、趣味や学びなど自分にも投資をしましょう。

子どもの幸せはお父さん・お母さんの笑顔。ご自身の健康寿命をのばすためのセルフケアも忘れずに。

 

●当日は社会人になられた方のお父様・お母さまと久しぶりに再会でき、みんなが小さかった頃のことをたくさん思い出しました。

「みんなで直接話したい」

という声も多数いただきましたので、茶話会などでまた集まりたいですね。

 

●先月、32人の20歳と5人の30歳を各教室でお祝いしました。

また高校、大学などに合格されたみなさん、就職が決まったみなさん、

おめでとうございます。

都立に続く千葉県・千葉市特別支援学校合格発表は、朗報の一方で予想外の結果や悔し涙もあり、再チャレンジする生徒さんを応援中。

「僕は小学校のときは話せなかったけれど、このクラスで言葉が多くなってたくさん話せるようになった」と話してくれた生徒さんがいます。

頑張った経験は必ず「これから」につながります。

受験シーズンは続きます。

頑張れ、受験生!

(伊庭葉子)