コラム

さくらんぼ教室だより(代表)

さくらんぼ教室

2024.03.01

祝・西田博士カブクワ研究でW受賞!🍒だより2024-03月号

●西田博士(蒲田教室)、ダブル受賞おめでとう!

昨年3月号で、フマキラー「虫や植物とふれあうコンテスト」で「フマキッズ賞」を受賞した西田博士(『発芽の研究』当時小4)をご紹介しました。今年は『カブトムシ・クワガタムシの生体研究』に取り組み、2年連続「フマキッズ賞」を受賞、さらに第18回筑波大学朝永振一郎記念「科学の芽」(小学生部門)で努力賞を受賞されました!!「(命を全うした)カブトムシの個体がバラバラになるのはなぜ?」という疑問から、猛暑の中、300匹を超えるカブ・クワたちと向き合った西田博士(小5)の情熱と奮闘の日々について伺いました。

🍒研究のきっかけは?

博士「5年間飼っていたカブ・クワを自然に近い形で飼うために特大ケースで多頭飼いしたら、バラバラになって死んでいる個体を見るようになったんです。犯人をつきとめたいと思いました」

🍒条件や種類の組み合わせを変えながら、毎日実験・考察を繰り返していますね。とても大変だったのでは。

博士「毎日カブ・クワと一緒で、すごく楽しかったです。群馬県のお父さんに会いにキャリケースで移動したときは、猛暑で虫たちがたくさん死んでしまい悲しかった。でも少しずつ犯人がわかってきたときは、わくわくしました」

お母様「ネットで調べても情報がなくて、難しそうだからと反対したのですが、『本当の理由が知りたいからやる!』と。毎日、○系ラーメンの出汁に似た激臭とコバエがものすごくて、親もタタカイでした!」

特別審査員(フマキッズ)の養老孟司さんらから「夢中になって研究したことが伝わってきました」と講評が。「バラバラ事件の犯人」についてはぜひ、同研究所HPをご覧ください。「昆虫をずっと見ていたくて、宿題の取り掛かりには時間がかかる」西田博士、「さくらんぼ教室はぼくのホーム」と楽しみに通っています。「家の中にカブトムシハウスを作りたい!?」「春休みにカブトムシ研究で有名な大学の先生に会いに行きます!」と、研究の道はまだまだ続きそうです。

 

●先輩が語った!「親子で考える、これからの仕事・生活」

先月(2/17)千葉県立市川大野高等学園の親の会みらいクラブさんの研修会にお招きいただき、在籍生、卒業生、保護者の皆様とともに「これから」を考えました。ゲストスピーカーとして🍒社会人クラスAさんと🍒OBのBさんが登壇。明るく元気な二人が語る仕事×日常のリアルに「わかる~」「なるほど」「すごい!」との声をいただきました。二人から後輩へ、「困ったときは誰かにすぐ相談して(タイミングがつかめず相談できなくて失敗したことがある)」「誰にも失敗はあるので、それを次に活かしてほしい」などアドバイスも。将来は「親孝行がしたい」(Aさん)、「両親に安心してもらうためにもよい出会いをしたい」(Bさん)そんな二人の「いま」を支えているのは、本人の努力と保護者の方のサポート。大事なことは「何でも一人でできるようになる」ことではなく「サポートを活用しながらできることを増やすこと」だということがわかります。Aさんとの出会いは20年前、文字や数字の練習からのスタートでした。Bさんは中学~高校にかけて通室、英語や数学に涙したことも今では笑って話せる思い出です。素敵な二人をいつかさくらんぼ教室保護者の皆様にもご紹介できたらと思います。

 

🌸ご卒園・ご卒業の皆様、おめでとうございます。

全教室で生徒の皆様の新年度を応援していきます。             (伊庭葉子)