コラム

さくらんぼ教室だより(代表)

2021.11.01

頑張れ、受験生! ~自分にできることで~ 🍒教室だより2021-11月号

●今月21日は都立特別支援学校の入学者選考。

就労と自立という大きな目標に向かって学ぶ特別支援学校は、長年さくらんぼ教室が大事にしてきた進路選択の一つ(高3の先輩方、就職に向けて頑張っていますね)。

今年度も東京エリアから約100人が第一志望校を目指してチャレンジします。

先月のオンライン保護者会には多数の方が参加され、いよいよ!という熱気が。

コロナ禍の中で志望校を決め、強い気持ちで頑張ってきた🍒受験対策クラスのみなさん、自信を持って当日を迎えてください。

これから受験を控えたみなさんも、後に続いていきましょう!

●来年度開校する「学びサポートセンター高等部」(本八幡校/三鷹校)の説明会も、始まりました。

さくらんぼ教室在籍生徒さん、保護者の方、そして懐かしい生徒さんとの再会もあり、温かな雰囲気の中でスタート。

「まなサポ」は通信制高校の卒業を目指すだけでなく、個別の学力を身につけ、コミュニケーションや集団参加を学ぶ少人数のサポート校です。

本八幡校を担う和泉(いずみ)は、さくらんぼ12教室のリーダーであり、保育園ママ。

最近は「だっこ紐とスニーカーを駅のロッカーに放り込んで」、関係各機関との情報交換に走り回っています。

三鷹校を担う濱野(はまの)は、教育事業部長として東京都の委託事業責任者等を歴任。

「社員の中で一番たくさんの高校生と関わってきた自信がある。まなサポだからできる支援がある」と開校準備に熱が入っています。

「自分に合う場所がまだ見つからない」そんな高校生を次の進路につないでいきます。

●先日カフェで待ち合わせたのは「久しぶりにお話したい」と連絡をくれた、OBのA子さん30代。

「灰色のワイドパンツ、白Tにベストを着ています」とLINEにあった通りのお洒落な装いにショートカットの美人さん。

大学卒業後ずっと今の職場で働いています。

お仕事は週3日、他の日は家事と「ジャニ活」にあてていて、ジャニーズのことになると話が止まらないところは昔と同じ。

無理のないペースで元気に働き、プライベートでは家族の一員として家事をこなし、大好きな趣味と一緒に楽しむ友達がいる・・・。

会話に「マッチングアプリ」などが出てくるとドキッとしますが、A子さんらしく人生を楽しんでいるなあと思います。

お母様は数年前に他界されましたが「『白くてきれいなお肌はお母さん似』ってみんなに言われます」と、家族の分のケーキを買って帰りました。

優しかったお母様、今も笑顔でA子さんを見守っていらっしゃるでしょう。

■落語家・花緑師匠をお招きしたさくらんぼ教室30周年から一年、先日「花緑ごのみvol.39」(イイノホール)に伺ってきました。

師匠の「今の集大成」というバレエ落語『くるみ割り侍』は、子どもたちにもお薦めしたいお話。

「他人と比べることに意味はない」

「自分にできることを頑張っていけばいい」

花緑師匠ならではのメッセージが心に残ります。

通室継続10年・20年表彰の皆様もまさに、「自分にできること」を大切に頑張ってきた先輩たち。

アンケート、お一人おひとり拝見しました。

「さくらんぼ教室は大切な場所」

これからもそう言っていただけるようみんなで頑張ります。

(伊庭葉子)